Briefing01 結婚相談所のシステム レクチャー4
■Briefing01ーレクチャー4(最近の結婚相談所事情の続きの続きの続き)
今回は以前ご紹介したそれぞれの相談所の違いについての記事です。
特にビジネスモデル(収益モデル)の違いを簡単に書きたいと思います。
■企業系相談所の過去記事
■協会・連盟系相談所の過去記事
さて、違いをご紹介と書きましたが重大な告白が1つ。
違いと言いつつ私がサービスを利用した事があるのは、実は協会・連盟系相談所のみのとなります。ですので、完全な実体験による比較ではない事をご容赦ください。
その上で2つの相談所の「ビジネスモデルの違い」とは・・・
■企業系相談所=自社ですべて賄う垂直統合モデル
■協会・連盟系相談所=他社と協力する水平分業モデル
と、言えるのでは無いかと思います。まあ、字面の通りですね。
企業系相談所は基本的に自社会員同士をマッチングさせる事で不動産業の両手仲介のような形で、どちらからも収益を上げる仕組みです。
企業の収益だけを考えれば、このやり方が一番良いに決まっているのですが、問題は会員の獲得・維持に莫大なコストがかかる事です。会員獲得の広告宣伝費は馬鹿になりませんし、これだけ大きな組織を維持するための人件費は言わずものがなですね。
一方、協会・連盟系相談所は会員の少ない個人事業主の互助会組織として協会や連盟が存在しており、それらが提供する全国ネットワークに参加することで、個人事業であっても、大手の企業系相談所に引けを取らない紹介数が確保できるのです。
こちらは会員は少人数で収入も片方からしか得られないものの、宣伝広告などのコストや人件費を抑えて運営ができるため、個人事業の収益としてはまずまずとなるようです。
ちなみに私の仲人を務めて頂いているエンヤさんはこの連盟系の盟主であるIBJのネットワークに参加しているベテラン2代目仲人です。
※イメージですよ、イメージ。他意はないですからね。
地元の会員ネットワークは一度構築するとかなり収益を生むネットワークとなるため、その地盤を引き継ぐ世襲系仲人が多いのもこの業界の特徴です。
次回はそのビジネスモデルの違いがサービスにどう影響するかを紹介します。
Briefing01ーレクチャー5へつづきます。
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