Battle02 ハイステータスの女 エピソード11
■Battle02ーエピソード11(バリキャリ系と思いきや2)
前回の復習:エピソード10はこちらから
英二郎「医学部の勉強は大変かと思いますし、今のお仕事のペースだと中々異性とお付き合いしている時間もありませんよね」
似鳥さん「そうですね・・・」
さてどうしたものか。
ここで一歩踏み込むのが吉と出るか凶と出るか、まだわかりません。
IBJのシステム上、最初のお見合いは1時間程度で切り上げることとされており、あまり長引かせると苦情を受けることもあるようです。
お互いまだ話し合いたいという気持ちがあったとしても、1時間程度というのがマナーとなっており、時間を区切らないと、相手の仲人さんからマナーの悪い相手と判断されたりします。
時間はあと20分程度。
仕事や趣味などのお決まりのトークでソフトランディングさせることも可能ですが、ここで踏み込むことでインパクトを残せるチャンスでもあります。
英二郎「男性とのお付き合いの機会があまりなかったとの事でしたが、ちなみにこれまで何名ぐらいの男性とお付き合いされましか?」
熟慮の結果切り込みました。
正直な話、似鳥さんのスペックから言ってそもそも何でお見合いが成立したのか不思議なくらい不釣り合いな二人です。
四方山話を1時間程度して終わりでは、交際に発展する可能性は低いと判断。
私も受ける側のときには、そんなに深く考えず、顔が多少好みであるとか、趣味があいそうとか、なんとなくの感覚でお返事をする事が多いので、実際にお会いした際に何かしら良い方面のインパクトが無いと、先に繋がりません。
私のスペックではそもそも太刀打ちできませんので、ここは会話をリードし、「人生経験の豊かさ」で勝負をかけることにしました ( ー`дー´)キリッ
まあたいして誇れるような人生でもないですが、年上の男性のゆとりにひかれる女性が多いのも確かです。
さて切り込みの結果は如何に??
次回へ続きます。